スピードで負けても座高じゃ負けねぇ!の話
我が家の自家用車はふだん奥さん専用なので、僕の通勤はトロトロ原付スクーターです。
移動中に、テレビやラジオで情報を得たり、食事をとったり。
クルマでの移動だと時間をより有効に使えるのに比べて、バイクはいっしょうけんめい運転するばっかりで他に何もできん。
通勤のこの15分に何か「運転しながら」できることはないかなーと考えて、この方をマネしようと。
とっても姿勢がいいでしょう…いやよく見たらそれほどでもないかな。
僕はふだんから猫背なので、背筋を伸ばす筋肉を鍛えるためにも、通勤中にこの方のライディングフォームを身につけようとしているのです。
頭のてっぺんを糸で真上に引っ張られているつもりで走っていると、他のクルマやバイクの運転手より僕の方が目線が高くなります。
後ろから追い越されるたび、この人には(座高では)勝った、この人にも(座高では)勝った、と喜んでいるうちに、思いもよらないプライドが。
スピードで負けても座高じゃ負けねえ。
背筋ピンと伸ばしてヒザをぴっちり閉じて、過ぎゆくライバル達を横目で見送っています。
だいぶ猫背が治ってきたような気がします。